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転職エージェントの再登録する際の落とし穴

🕒 2019/09/06
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2回目、3回目の転職を考えている方や、以前は転職に至らなかったけれど今度こそという方の中には以前利用した転職エージェントに再度登録して、利用できないのか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。

今回は、転職エージェントの再利用の際の注意点やその具体的な手順などについて詳しくご紹介します。

基本的には再登録は大歓迎

そもそも再登録できるの?という疑問にまずお答えします。

転職エージェントは転職仲介をできれば報酬が得られるわけですし、転職回数が多い人材に対して偏見をもっているということもありません。

つまり、再登録・再利用も歓迎されているということになります。

前回転職に至らなかった人も歓迎

また、前回サービスだけ受けて転職はせずに終わったという方もいるかと思います。理由によりますが、以前は転職意欲があまり高くなく、今やっと機運が高まったというような場合には再登録によってスムーズに転職できるでしょう。

ただ、紹介された求人が希望と異なっていた場合など、転職エージェントとあなたの間にミスマッチがあった場合は再利用できてもあまり魅力的ではないかもしれません。

より自分にあった転職エージェントに新規で登録したほうが転職成功につながる求人情報やサポートを受けられる可能性が高いです。

再利用が断られるケースがある!?

まずは、再利用がスムーズに進まないケースについてご紹介したいと思います。これから紹介するケースに該当する方は利用したことのない転職エージェントに登録したほうが無難と言えます。

採用後すぐの離職は悪印象

採用した人材が企業に定着しなかった場合、転職エージェントは成功報酬の一部を企業に返金しなければなりません。さらに、ミスマッチを防げなかったという不信感も持たれてしまいます。

つまり、採用後すぐ離職されたケースは転職エージェントにとって大迷惑というわけです。

そういった方に対してはサービスを提供しても利益につながらないのでブラックリスト扱いになってしまっている可能性が高いです。そうすると手厚いサービスは期待できないでしょう。

採用後すぐでも大丈夫という場合も

一方で、転職エージェントに非がある場合は上記の限りではありません。

例えば、説明を受けた求人情報と企業の仕組みが異なっていたなど超早期退職を希望する理由が転職エージェントにあるという場合です。

この場合理由によっては、転職エージェントが改めて転職支援を行ってくれるということもあるので一度相談してみましょう。

明確には断ってくれないので注意

ブラックリストに載っていても明確に断ってくれるわけではないのでそこも注意が必要です。

転職エージェントは、法律で利用者の利用申し込みを拒否してはいけないと規制されています。つまり、あなたがブラックリストに載っていても登録自体はできてしまうのです。

その他再登録の注意点2つ

多くの方は転職後すぐにまた転職ということではないと思いますので、ご紹介したように基本的には再登録・再利用は歓迎されています。しかし、見落としがちな点が2つありますのであらかじめ確認しておきましょう。

情報が残っていないこともある

以前利用したことのある転職エージェントだから、いちいち情報を登録しなくていいだろうと考えている方も多いと思います。ただその限りではないので注意が必要です。

以前利用をやめた際に、求人紹介等のサービスを停止したのか、情報削除もする退会もしたのかによって状況が異なってくるということです。

今もアカウントを持っていて、マイページから利用を再開すればいいという状況でなければ手間としては新規登録と変わらなくなってしまいます。

また、退会していなくても、一定期間経過すると登録情報が削除されてしまうという場合もあるようなので注意です。

結論としては、手間は必ずしも減らないので新しい転職エージェントに登録するのも一つの手です。

担当者は変わる可能性が高い

また、同じキャリアアドバイザーが担当してくれる可能性も高くないのでそこも注意が必要です。

特にデータが消されてしまっている場合には、転職エージェントは以前誰が担当したのか確認することができません。

もちろん、メールなどで記録が残っていれば担当者の希望を出すこともできます。都合が合えば再度担当になってもらうこともできるでしょう。

ただ、人材業界は転職も一般的なので、そもそも以前の担当者がもう所属していないということも考えられます。つまり、担当者が変わってしまう可能性も高いということです。

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